各地の女神&男神より

信州の鹿肉と青森の黒にんにく

長野発 軽井沢の男神

 

 折しもジビエのシーズン、信州でも鹿・キジなどといった山の美味が食卓を飾り始めます。なかでも、柔らかく野性味もほどよい鹿肉は、親しみやすいジビエといえるでしょう。脂ののった鹿の背肉(ロース)を、2cmほどに厚く切ってステーキにし、最近話題の青森産「黒にんにく」のピューレを添えてみました。黒にんにくは、皮つきのにんにくを、低温で長期熟成・発酵させたもので、中の実は見事に真っ黒、味わいは甘酸っぱく、干しプラムにも似た風味です。
 鹿肉とにんにくやフルーツの相性はすでによく知られているので、両者の味わいを兼ね備えた黒にんにくとの組み合わせは悪かろうはずがありません。果して、出来上がったステーキは、晩秋の新しい味の発見となりました。ローヌ産の赤ワイン、コートロティと合わせて至福の時を満喫です。