イチゴチョコ・しっとりマフィン 034
材料
- マフィン型6個分(写真のハート型4個分)
- ホットケーキミックス…200g
- チョコレート…100g
- 卵…2個
- バター…50g
- 砂糖…30g(大さじ2)
- いちごジャム…小さじ6
作り方
- チョコレートは細かく砕いてバターと合わせ、湯せんで溶かす。オーブンは190度に余熱をあげておく。
- 1が溶けたら、湯せんから外し、砂糖、卵を加え手早く泡だて器で混ぜ、ホットケーキミックスを加え切るように混ぜる。混ぜすぎると、チョコレートが固まってきてしまうので手早く混ぜます。
- 型に流しいれ、底を軽く叩いて空気をぬく。上にジャムを小さじ1ずつ落としてひと混ぜする。余熱をあげたオーブンで12分から15分焼く。
- バレンタインにはやはり、お父さんに娘と二人で作りたくてホットケーキミックスで作れるお菓子に。 ホットケーキミックスは薄力粉と違って、粉を振るう手間がないので、娘と一緒でも台所をひどく汚さなくてすむのがいいところ。
チョコレートを溶かしたり、卵を入れたり、楽しく一緒に作ることが出来ました。
いちごジャムを乗せる時は、娘のほうが愛情込めて丁寧に乗せていたような。
大好きなお父さんへのプレゼントですから♪
”かわいいっていってくれるかなあ””おいしいっていってくれるかなあ”
そう。誰かに作るお料理は楽しい。
喜んでもらえたら、もっともっと楽しい。
娘もいつかお父さん以外の人に作るのだろうか。
私は応援したいけど、お父さんは…泣くだろうな。“おとーさんのぶん、ある? おみやげに できる?”
焼き芋のプリン。033
材料
- さつまいも…200g
- コーンスターチ…小さじ2
- 卵…2個
- 卵黄…2個分
- 牛乳…1カップ
- 生クリーム…1/2カップ
- 砂糖…大さじ3
- カラメル用 砂糖…大さじ3
- 水…大さじ2
作り方
- カラメルを作る。砂糖と水をフライパンにあわせ火にかけ、カラメル色になったら、すばやく器に分け入れる(固まってきれいに入らなくても、プリンを焼くときに広がるのでOK)。
- さつまいもは190度のオーブンで40分くらいじっくり竹串がすっと通るくらいまで焼く(面倒だったら電子レンジでもOK。焼いた香りはないけどね)。卵と卵黄はあわせてよくほぐしておく。
- 熱いうちに皮を向き、荒くつぶして砂糖と牛乳を加える。
- 3を一度裏ごして、コーンスターチと1の卵を加える。器に流しいれ、耐熱バットにならべる。
- バットに熱湯を型の半分くらいまでいれて、160度のオーブンで40分焼く。
さつまいもをオーブンで焼いてからプリンにしました。
そのまま食べてもよかったけど、これなら家族でみんなで分けれるし。
……というのは、最近おやつを二人で食べてると“おとーさんに、おみやげにしよう”と自分の(おもちゃの)キッチンにティッシュで包んで保存(?)してしまうから。
父親大好きな娘なので、おかあさんと半分こではダメなのです。
さつまいも1本も3人分しっかり作らなければ。 さつまいもと言えば、いちばんに、スイートポテト、二番に焼き芋な娘の反応を楽しみに焼いていると、
“おとーさんのぶん、ある? おみやげに できる?”と聞いてくる。
“大丈夫。5個できたよ。”というと安心した様子。 一口食べて納得したように“おとーさん、おいもきらいだけど これなら すきだよね!”と自信満々に嬉しそう。そして、さすがの彼女、大好きなお父さんの好みも知っている。
食べてくれるといいね。
そう、おとーさんは芋栗かぼちゃ系は苦手です。 でもそんな“おみやげ”作戦なら、きっと美味しくたべてもらえると思います。“”おさら の ぷりん、がたべたい。””
ゼラチンプリン 032
材料
(プリン型 4個分)
- 卵…2個
- 卵黄…1個
- 牛乳…500cc
- 砂糖…大さじ4
- バニラエッセンス…少々
- ゼラチン…5g
- 水…大さじ2
作り方
- ゼラチンは水にいれて15分おいてふやかす。
- 卵と卵黄をボウルにあわせてよく混ぜる。
- 牛乳半量に砂糖を加え火にかけ、鍋肌がふつふつしてきたら、火からはずして1のゼラチンを加え溶かす。
- 2の卵に残りの牛乳をあわせて3もあわせる。
- 4をいちど漉して、バニラエッセンスを少々加え器に流しいれ、冷蔵庫で2時間冷やし固める。
しっかりオーブンで焼いた濃厚プリンも、小さいころお母さんが作ってくれた蒸し器でふんわり固まった優しいプリンも好き。
そして、市販のプラスチック容器にはいったゼラチンで固めたプリンも・・・実は好き。
小さいころ、お皿にプルンとひっくり返しては、姉と歓声をあげていた。そしてお皿の上でプルプル揺れるのを楽しみながら丁寧にスプーンで崩して食べた。
妹が生まれるまでは3連のプリンの残りのひとつは姉と二人で一緒に。“おねーちゃんのほうが、いっぱいたべた!”なんてケンカすることもあったけど、プリンの向こう側に見える姉の顔も忘れられない。
焼いたプリン、蒸したプリン、固めたプリん・・・それぞれに思い出のシーンがある、くいしんぼうな私。食べ物の記憶は鮮明で自分でもはずかしい位。
3歳の娘も、ゼラチンプリンのことは、ほかのプリンと区別して”おさら の ぷりん、がたべたい。”なんてリクエストしてくる。
そして、昔の私と同じようにお皿にプルンとひっくり返しては、楽しい歓声をあげています)。“ふーふーして。ふーふー が おいしいんだよ!”
りんごカスタード。031
材料
- りんご…1/2個
- 砂糖…ひとつまみ
- バター…小さじ2
- レモン汁…お好みで少々
- 卵黄…2個
- 砂糖…大さじ2
- 薄力粉…10g
- 牛乳…200cc
- バニラエッセンス…少々
作り方
- りんごは一口大に切る。鍋にバターを溶かして、りんごを焼き付ける。りんごの甘みを見て砂糖を加えじっくり炒める(こればっかりはレンジよりもお鍋で焼くほうがしみじみおいしい気がします)。レモン汁を絡める。
- カスタードを作る。卵黄と砂糖をボウルにあわせ、白っぽくなるまであわ立てる。牛乳は沸騰直前まで温めておく。
- ボウルに薄力粉を加え切る様に混ぜ、粉っぽさがなくなったら、牛乳を加え混ぜ、一度越してから、鍋に戻す。
- 鍋底をかきながら中火にかけて沸騰させ、もったりしてきたら出来上がり。バニラエッセンス少々をふり混ぜ、りんごと一緒に器に盛る。
小さいころ、風邪をひくと母が“カタクリ”という名の片栗粉を使った簡単なカスタードクリームをつくってくれた。
卵酒が苦手だった私むきの、滋養たっぷりの美味しいおくすり。
ホカホカなクリームを、ふーふーしてもらって口にいれてもらって、ゆっくり香りを楽しんで食べた。
暖かいカスタードクリームは、母の面影のせいか、冷たいものより身近でなんだか和菓子にちかい味わいな気がする。
今年は風邪1つひかない娘に感謝しながらおやつに作ってみた。
“ふーふーして。ふーふー が おいしいんだよ!”とスプーンを私にわたして主張。
そうだ。何よりいっしょに食べることがおいしい。
ふーふーしてもらうから、風邪の体に効くのかもしれないな。“くろい おまめさんは あまい おまめさんだね。”
いつもの黒豆。030
材料
- 乾燥黒豆…600g
- 水…2.5リットル
- 重曹…小さじ1
- 塩…小さじ1
- 砂糖…200g(お好みで調整してください)
- さびた釘(あれば…無くても綺麗に出来るよ~)…1本
作り方
- 黒豆はタップリの水に半日漬ける。
- 鍋に煮汁の材料を全部入れて一度沸騰させて火を止めて3時間ほど置く。
- 中火にかけて、あくをぬく。
- 沸騰したら、150ccの差し水を加え、再び沸騰したら100ccの差し水をする。
- 落とし蓋をして、さらに、鍋に蓋もして、弱火で4時間くらい弱火で煮る。
……途中用事などで、火を止めても大丈夫です。ポイントは空気に触れさせないようにすること。そして冷めないうちに火にかけること。空気に触れるとしわがよってしまいます。固いうちに一度冷めると、柔らかく仕上がりません。
お正月はいつも、黒幕の実家で過ごすので結婚して10年、おせち料理を全部作ったことはありません。
好きなものだけ、すきなだけ。作ります。
黒豆は毎年・・いやいや、新豆が出るたびに頑張っているレシピのひとつ。
義母の煮豆がおいしくて目標に頑張っています。
作るたびに“まめまめしくなろうね。”と自分への戒めもこめて唱えて娘とおやつに食べています。
“みどりの おまめさんは あまくないけど、くろい おまめさんは あまい おまめさんだね。”
と夏の枝豆を懐かしむ娘。
いろんな食べ物で、台所の香りで、季節を感じてくれたらうれしいな。
そしていつか、娘が目標にしてくれるような煮豆を炊けるようになりたいのです。“ごはんから、けえきがでてきた!!”
炊飯器で簡単ふわふわスポンジ☆029
材料
- ホットケーキミックス…150g
- 全卵…1個
- 卵黄…1個分
- 牛乳…150cc
- バター…30g
作り方
- バター以外の材料を全て炊飯器の内釜にあわせて泡だて器でよく混ぜる。
- バターは電子レンジで溶かして1に加える。
- 炊飯スイッチを押して、炊き上がったら出来上がり。竹串を中央に刺してみて、生っぽい生地がついてくるようなら、もう一度炊飯スイッチを押す。
- 極力極力簡単に、子供と一緒に作れて、もしくは子供が一人で作っても失敗なく作れるレシピにしました。
大人やプロが泡立てる卵や、慎重に加える粉の作業も魅力的だけれど、自分でつくる、自分だけで作るってまた格別な気がします。
娘はいつもご飯が出てくる炊飯器から、ケーキが出てきたのがとても刺激だったらしく、
“ごはんから、けえきがでてきた!!”と大興奮だったけれど、最近は手馴れたもので“きょう、わたしが、けーき、つくろうか?”なんて得意げに聞いてきます。
3工程で簡単とはいえ、バターは最後に入れること、竹串をさして確認するあたりもしっかり覚えていて感心。このスポンジケーキを使って、今年のクリスマスは娘と一緒にデコレーションも頑張ります。
いつか、二人でお店みたいにかっこいいケーキも作ろうね。“ぎゅうにゅう と いっしょが おいしいからね”
黒糖のマドレーヌ。028
材料
- 薄力粉…100g
- 黒糖…70g(お好みで100gまで増えてもOKです)
- バター…100g
- 卵…2個
- バニラオイル…適宜
作り方
- オーブンを180度に余熱をあげておく。型にバターを塗っておく。
- 卵に黒糖を加え、白濁してふんわりしてくるまで泡だて器で混ぜる。バターは小さく切って、レンジにかけるか湯せんにかけて溶かす。
- 卵に薄力粉を加え切るようにさっくり混ぜる。粉気がなくなったら、溶かしバターとバニラオイルも加え混ぜる。
- 型に流しいれ、オーブンで15分~20分焼く。
マドレーヌのレシピは実はたくさん持っています。
お砂糖をかえたり、レモンを加えたり、粉に紅茶やコーヒーの香りをつけたり。
分量は粉、卵、バター、砂糖は全て同量というのが基本の材料で、全部混ぜていくだけなので、レシピを見ながら作る必要も無くてラクチン♪日持ちもするし、気軽なお持たせにもぴったりです。
沖縄みやげに頂いた黒糖をつかって焼いてみたら、色黒の香ばしいマドレーヌが焼けました。娘はこれに“おいもミルク(さつまいもの角切りが入ったホットミルク)”を合わせて出したのが相当気に入った様子。
先日、ちょこっとお礼に焼いて友人に渡したら、すかさず、“ぎゅうにゅう と いっしょが おいしいからね”と薦めていました。
沖縄のお砂糖なのだけど、冬のお茶の時間や、温かい牛乳にとっても合うなあと思うのです。
このアタリの感覚も娘と似てるかも…。“おかーさん の けーきがたべたい”
バナナのヨーグルトパンケーキ。027
材料
- バナナ(良く熟したもの)…1本
- 薄力粉…100g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- =A=
- ヨーグルト…1カップ(100g)
- 卵…1個
- 溶かしバター…大さじ1
作り方
- バナナはフォークの背などでよく潰す。
- 薄力粉とベーキングパウダーをあわせてよく混ぜる。
- Aを順番に2に加え、1も加える(あまりこね回さず、優しく混ぜるのがポイント)。
- フライパンにサラダ油を温め、余分な油分をふき取り。一度塗れ布巾にフライパンの底をあてて、3の生地をお玉1杯流し、火にかける。
- 表面に気泡がプツプツ出てきたらひっくり返して1、2分焼く。
小さい頃、たくさんのお菓子を母に作ってもらったけれど、一番思い出があるのがパンケーキ。
母が作ってくれるのはバリエーションも豊富。牛乳をコーヒー牛乳に変えたり、チーズを入れたり、季節の果物をあわせたり。どこのお店のケーキよりも、ホカホカの母の作るパンケーキが一番美味しかった。
姉と二人、待ちきれずお皿を持って、母をせかしたりして。
そして、私が一番作っているケーキもパンケーキ。
娘が、“おかーさん の けーきがたべたい”という時は、パンケーキが食べたいという合図。嬉しいリクエストに、いそいそとフライパンを温めちゃいます。
土曜日の遅い朝ごはん、夫と娘がお皿を持ってせかされたりするとなんだか不思議な気分。
さあ。今日もパンケーキを焼こう。
そして、いつか娘も、私のパンケーキを、どこかの台所で思い出してくれるのかな。